野菜は豊作かどうかで価格が大きく変わってくるものですよね。今年は雨の影響でじゃがいもなどがあまり良くないようで、価格が上がることが予想されています。
食費を少しでも抑えたいけれど、おいしい野菜は食べたいしさらに子どもの口に入るには安全だともっと嬉しい、そんな要望を満たしてくれるお店があります。
野菜たちが驚くほど安い
音更町の柳町地区と然別地区に「土井農園」という農園の直売所があります。
ここは雪の降る北海道にしては珍しく、冬も営業している直売所です。
然別店はプレハブふたつ分と、実りの時期は外やハウスも使って営業しています。柳町地区にある直売所は小さなプレハブで営業しています。今日入った野菜や臨時休業する場合などが筆書きで貼られていて味があります。
この直売所はまず値段が安いのが特徴です。農園でとれた季節ごとの野菜はもちろん、他地域から直接仕入れたものも売っています。
十勝で採れた長ネギが3、4本で130円や、小さめの大根が50円だったり、キャベツが100円、レタスが50円などスーパーを下回る値段で野菜が買えます。
少し傷のあるものや、不揃いなものも多いので値段も安いのかもしれません。
農薬が少なめの旬の野菜は、子どもにも安心
ごぼうやレタス、とうきびやキャベツ、かぼちゃ、なすにピーマン、豆類、スイカ、しょうが、葉野菜、果物などその時に並ぶ野菜はスーパーほど多くはありませんがその時の旬のものが常に並んでいるので、本当の野菜の旬の時期が感じられます。
自然のものなのでもちろんその年によってできの良いおいしい野菜がありますが、ごぼうとかぼちゃ、大根、白菜、ショウガが特におすすめです。
ごぼうは柔らかく味が濃く、大根は小さめで使いやすくみずみずしく柔らかいです。白菜も柔らかめで春近くまで長く置いてありますし、かぼちゃはほっこりと甘く、本来の野菜のおいしさを味わうことができます。
近くの保育施設で、かぼちゃの苦手な子供が土井農園のかぼちゃだけはおいしいおいしいと喜んで食べると言って、施設の人だけでなく親御さんも買いに来るとか。
これも大切なことですが、こちらの農園で作っている野菜は農薬を少なめにして作っています。特に小さな子どもがいたりすると仕方がないとはいえやはり気になるので、農薬が少なめなのは安心して食べることができます。
ショウガは農園のものではありませんが、厳選したものを仕入れていて皮まで安心して食べらると言っていました。ショウガは並んでいるものだけではなく量り売りもしてくれるので、「これくらいの大きさをください」とざっくり伝えるだけで、大きなショウガからぽきっと折って重さを量って売ってくれます。そして、普通に冷蔵庫で保管してもけっこう長持ちします。
ですが、より長持ちさせるコツを教えていただきました。
キッチンペーパーに包んだショウガと海苔などに入っている乾燥剤をタッパーに入れて、なんとシンク下にしまうとかなり長持ちするんです。
やってみましたが、袋にいれたままやただキッチンペーパーに包んで冷蔵庫に入れたものよりはかなり長持ちしているので、使いきれなくてダメにしてしまうショウガがなくなりました。
店内にはレシピが置いてあり、直売所の方だけでなくお客さんが考えたレシピもあります。直売所で扱っている野菜とあう食べ方がかかれていて、実際に作ってみるとここの野菜で作るのが一番おいしいレシピもあったのでぜひレシピを持ち帰って試してみていただきたいです。
スイカも富良野の山部が有名ですが、そこから直接仕入れているのでおいしいスイカがスーパーよりも安い価格でお得に売られていました。
他にもお米のどんが売っています。大袋に入っていて、素朴な甘みが懐かしくおいしいです。毎日ではありませんが、納豆も入荷している時があります。
野菜の苗は家庭菜園をする人にも大人気です
そして、春には野菜や花の苗も多数販売しています。具体的には夏野菜全般に白菜やキャベツやかぼちゃ、スイカ、ハーブ、花の苗はマリーゴールドやサルビア、ベゴニアやキンギョソウなど。こちらも値段が安くしっかりした苗が売られているので、5月中旬以降は大混雑です。うまく育てるコツも教えてくれるので、ぜひ聞いてみてください。
安心な野菜を安く食べられるので、日々の買い物におすすめできるお店です。
土井農園 直売所 住所:北海道河東郡音更町木野大通東17丁目5−7 営業時間:9:00-16:00 ※季節により変動する場合があります。 定休日:水曜 *駐車場は店舗前にありますが、4台程度です。
土井農園野菜直売所 音更然別販売所 住所:北海道河東郡音更町然別北5線西 営業時間:9:00-17:00 定休日:月曜
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